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2021年10月12日
10月になって、ぐっと涼しい日が増えてきましたね。
毎年この時期になると「ほうじ茶スイーツ」が並び始めます。
【ほうじ茶】は、香ばしい火香(ひか)や焙じ香を楽しむお茶です。
番茶を約200℃で褐色になるまで焙煎したもので、
高温で焙じるほど、香ばしい香りになります。
火香は「ピラジン」とも呼ばれており 《リラックス効果》 があるとされる成分で、
コーヒーやココナッツ、エビなどにも含まれています。
少し肌寒い日には温かい【ほうじ茶】で一息入れてみてください。
【ほうじ茶】
茶葉/急須で淹れる⇒
ティーバッグ/業務用⇒
2021年09月10日
今日は業務用の「本山茶/ほんやまちゃ」の試飲会です。
静岡市を縦断するように流れる安倍川、(安倍川餅で有名ですね、)
その上流の山あいは、寒暖の差が大きく、土がミネラルをたくさん含んでいることもあって、
お茶の栽培に向いている土地が広がります。
ここで育つお茶は「安倍茶/あべちゃ」と言われておりました。
徳川家御用達のお茶に選ばれたのもこの「安倍茶」であり、
これをきっかけに静岡でのお茶の栽培はますます盛んになっていきました。
そして、ここのお茶の名声が高まると、静岡産のお茶なら何でも「安倍茶」と呼ばれるようになりました。
大正期になって、地元の茶農家が他の産地と区別するために、
本家本元のお茶という意味を込めて「本山茶/ほんやまちゃ」と命名しました。
2021年09月9日
皆さんは、お茶の主な成分と言えば何を思い浮かべますか?
もちろん、一番は「カテキン」ですよね。
実はひとことでカテキンと言っても、
・エピカテキン
・エピガロカテキン
・エピカテキンガレート
・エピガロカテキンガレート
など主に4種類が含まれているのです。
お茶を淹れる時の温度によって含まれる成分に違いが出てきます。
特に変化があるのが、
<冷たい> エピガロカテキン・・・渋くない、穏やかな苦み
<温かい> エピガロカテキンガレート・・・お茶らしい苦み・渋み
同じ茶葉でも、温度によって風味が変わっていきますが、成分も少し変わるんですね。
徐々に気候が秋に向かっていきます。
是非、お手元のお茶を<冷たく><温かく>してお試しください。
2021年08月24日
7月、名古屋市内のお客様からお中元として、
お茶の詰合せ(3本セット)を承りました。
いくつかあるお届け先のひとつが岩手県在住の方でした。
その岩手県在住の方よりお電話があり、
「外箱には(新茶)とあるが、古いお茶が入っています。」
「茶っ葉は粉だらけ、淹れてみればモスグリーンのような水色。」等々、
お叱りを受けました。
ダメ元で、、、、
もう一度、同じ(新茶)と、
【説明文、美味しい淹れ方、お茶の特長、茶葉の写真、お茶によって異なる水色の写真】をお送り致しました。
後日、その方からお手紙とプレゼントが届きました。
誠に有り難いことです。
今回、多くのことを学びました。
ご意見は企業の「宝」だとあらためて感じました。
2021年08月11日
お茶をよく飲まれる方の中に、
「このお茶は煎がきくねぇ~」と言われる方が見えますが、
皆さんはこの意味をご存知ですか?
「煎がきく」というのは、
一煎目、二煎目、三煎目、と、何煎もおいしく飲める良いお茶という意味です。
回数によっての味の違いが目立たないお茶です。
同じ意味合いで「さしがきく」という言葉があります。
醤油を小皿に入れることを「醤油をさす」と言いますがイメージはこれと同じで、
どの地方で使われているかは定かではありませんが方言にあたります。(※諸説あり)
ちょっと聞いてみました!
鹿児島茶業会議所さん
「煎がきく」は使うが「さしがきく」というのは使わない。聞いたことはある程度です。
京都府茶業会議所さん
「さしがきく」という言葉があるのは知っているが使わない。
「煎がきく」しか使わないです。
日本茶インストラクター協会さん
「煎がきく」 ・・・ 一煎目のお茶、二煎目のお茶 という意味。
「さしがきく」 ・・・ どの地方かは分からないけど方言では?
「醤油をさす」の「さす」という意味と同じ。
二煎目以降もおいしく召し上がるコツとして、
〇お茶を注ぐ時には最後の一滴まで注ぎ切って、急須の中にお茶を残さない。
〇注ぎ終わったら急須の蓋は外しておく。
〇急須の中に茶葉を数時間入れっぱなしにしない。
各種お茶のページの[⇒詳細情報]には、
おいしく飲んでいただける目安を載せてありますので、参考にしてみてくださいね。