HOME > お知らせ > 「煎がきく」って、何? 〔ワコちゃんの日常茶飯事No210811〕
2021年08月11日
お茶をよく飲まれる方の中に、
「このお茶は煎がきくねぇ~」と言われる方が見えますが、
皆さんはこの意味をご存知ですか?
「煎がきく」というのは、
一煎目、二煎目、三煎目、と、何煎もおいしく飲める良いお茶という意味です。
回数によっての味の違いが目立たないお茶です。
同じ意味合いで「さしがきく」という言葉があります。
醤油を小皿に入れることを「醤油をさす」と言いますがイメージはこれと同じで、
どの地方で使われているかは定かではありませんが方言にあたります。(※諸説あり)
ちょっと聞いてみました!
鹿児島茶業会議所さん
「煎がきく」は使うが「さしがきく」というのは使わない。聞いたことはある程度です。
京都府茶業会議所さん
「さしがきく」という言葉があるのは知っているが使わない。
「煎がきく」しか使わないです。
日本茶インストラクター協会さん
「煎がきく」 ・・・ 一煎目のお茶、二煎目のお茶 という意味。
「さしがきく」 ・・・ どの地方かは分からないけど方言では?
「醤油をさす」の「さす」という意味と同じ。
二煎目以降もおいしく召し上がるコツとして、
〇お茶を注ぐ時には最後の一滴まで注ぎ切って、急須の中にお茶を残さない。
〇注ぎ終わったら急須の蓋は外しておく。
〇急須の中に茶葉を数時間入れっぱなしにしない。
各種お茶のページの[⇒詳細情報]には、
おいしく飲んでいただける目安を載せてありますので、参考にしてみてくださいね。